横浜で最初にビットコイン(bitcoin)が使える実店舗はこうして誕生した。

ビットコイン

東急田園都市線のたまプラーザ駅から徒歩5分にあるコミュニティーカフェ『3丁目カフェ』で、2016年11月25日(金)19:00から、私(古林紀哉)と福田峰之さん(衆議院議員、神奈川8区)とのビットコイン対談が始まった。

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マウントゴックス・ビットコイン消失事件から3年。今では胡散臭いイメージも和らぎ、時々はbitcoinや仮想通貨に関係する二ユースを目にするようになっている。国会に仮想通貨に関する法律が審議されたり、有名な金融機関やシンクタンクがブロックチェーンの研究を開始したという具合だ。しかし、実生活ではピンとこない。

そこで、国会の中ではビットコインに一番詳しい(らしい)福田議員に、「ビットコインと電子マネーの違い」から始まって、「どうして国会で仮想通貨を議論するのか?」、「私たちの社会生活は何か変わるのか?」と言ったことを聞いてみた。

予定はしていなかったが、急遽福田さんのスマホから、対談の様子をフェースブクライブで配信した。

当日、3丁目カフェに集まったのは約300人(と中継で福田議員は言った。が、実際には10名程)。たまプラーザ界隈の私のIT関連の知り合い、たまたま3丁目カフェに来た知り合い、カフェーのオーナーの大野さんの知り合いなどなど。その中には、信用金庫の支店長さん、郵便局の局長さん、ビットコイン・マイニングの経験者もいた。

福田さん、喋る喋る。そんなこと私は質問してないよということを。で、もう一度その質問をしても、喋る喋る他のことを。

3丁目カフェは、大盛り上がり。中継の最後に、「あと1時間は、福田がいますから、これを見ていたら来てください」と福田さん。そして、本当に閉店間際にビットコイナー(女性)が来店しました。

1回の対談では皆さん満足できず、次回をやろうという始末。

次回をご期待ください。

1ヶ月前のインスピレーション

1ヶ月前の10月14日(金)に、このカフェ『3丁目カフェ』で、たまプラーザ交流会があった。私は福祉ベンチャーの経営者であり、3丁目カフェの常連でもあり、この交流会にも参加していた。その時の参加者に、ビットコイナーがいて、ちょっとビットコインの話をした。

私はビットコインやブロックチェーンのことは知っていた。「でもなんで、今更盛り上がる人がいるのだろう?」という疑問。

そしてネット一週間ほど、ビットコインの調査にハマる。そして、ブロックチェーンの凄さを再認識した。

とりあえず、日本のビットコイン取引所、10箇所全ての取引所に口座を作って見た。

「で、どこで使えるの?」全国で100箇所ぐらい、東京には50箇所ぐらいあるらしい。銀座あたりのバー、どっかの焼肉屋、ネイルサロン、、、。横浜市青葉区から気軽に行ける場所には実店舗がない。「ネイルサロン?」もしかして、簡単にビットコイン支払いが導入できるのか!

ビットコイン取引所の一社が、paymentサービスを提供していた。決済の手数料5%、為替リスクなし、引き出しは1回300円。タブレット端末があるとなんとかなるらしい。相対ならすぐできるね。(参考情報:11月25日には、決済手数料は1%に下がっていました。)

そして、『3丁目カフェ』の大野さんをその気にさせて見た。「ビットコイン簡単ですよ。手数料5%。引き出しに1回300円。タブレットありましたよね。どうせビットコインで払う客なんていないから、大丈夫ですよ。今なら、横浜でのビットコイン実店舗第1号になれますよ。ビットコイン界隈の人がホームページに実店舗としてリンクしてくれると思うので、まあ、宣伝ですね。」

巻き込み、大成功。

そんなことをしてる場合ではない、私は、しばらくビットコインのことは忘れていた。

一週間前の偶然

1週間の11月17日(木)の夜に、『3丁目カフェ』であるイベントがあった。私も参加していた。イベントも半ばぐらいになって、ある人が遅れて店にやって来て、私の近くに座った。「初めまして、福田峰之秘書の○○と言います。」

忘れていたビットコインのことが私の頭の中に、蘇って来た。そういえば1ヶ月前の調査で、福田議員は仮想通貨ツーだったなと。

そのまま秘書さんに、企画を伝えた。「横浜で最初にビットコインが使える店に、近々、3丁目カフェがなります。その日に福田議員を呼べませんか?」

(中略)

1時間後、秘書さん曰く「福田から電話が入っているので、直接説明してください。」

私は企画を手短に伝えると、福田議員曰く「システムの協力は僕はできない。その日に行くのはOK。」古林曰く「ありがとうございます。日程は秘書さんと調整します。」

そして、3丁目カフェの大野さんと秘書さんと古林とで、すぐに日程調整。

決行は、11月25日(金)。

準備の一週間

翌日の11月18日(金)に、3丁目カフェに行って、大野さんを捕まえる。「じゃあ、やって見ましょう。」「大野さん、今送ったURLをクリックして。」

少々手間取ったが、1時間でビットコインのレジが出来た。私のビットコイン財布を使って10円を払ってみた。大野さん曰く「入金のメールが来ているね」。私「これで一安心、じゃまた今度」

11月22日(火)、「ビラと手順書できましたよ。」「じゃあ、また今度。」

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11月24日(木)、「手順書直しておきました。ミニポップ作っておきましたから、これね」。なんと大野さん、お店のタブレット端末に、ビットコイン・レジの画面をセットしていました。(驚き)。「私、今日は時間ないから、すぐ帰りますね。」

11月25日(金)当日の午後:参加予定の友人がものすごく早めにやって来た。彼曰く「今日19時は都合で行けなくなったので、顔出しに来ました。」私「ウォレット持ってる?」彼曰く「持ってますよ。半年間使ってなかったけど」私曰く「じゃあ、払って行ってよ。フライングだけど、ビットコインお支払い第1号として。」

そして、実際のお会計の練習。なんと、その時間まで実リハーサルはしていなかった。大野さん曰く「じゃあ、コーヒー300円。ピピピ、、、。」

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「え?これで終わり?キタキタお支払いのメール。簡単簡単。」

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そういえば、大野さん、まだビットコイン財布持ってませんよね。私が両替して、1000円送りますわ。そして、15分ほどかけて、ビットコイン財布を大野さんのスマホにセットアップ。

11月25日(金)18:50

10分ぐらい前から、ちらほらお客さんが見え始めた。

福田議員も到着して、対談前に、ビットコインのレジを見学中。

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横浜市青葉区の東急田園都市線たまプラーザ駅から5分の3丁目カフェでビットコイン使えます。

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