障害児ら拘束の福岡のNPO法人、メディアが報じない暴力

さるくの長瀬さんの活動が事件になってしまって、驚いています。

中学生縛り、袋かぶせ殴打…逮捕容疑の「療育」、保護者が100万円払い依頼
「療育」と称して中学生の手足を縛るなどしたとして、福岡県警は20日、逮捕監禁と強要の疑いで、知的障害児らの支援を行う福岡市早良区のNP...「療育」と称して中学生の手足を縛るなどしたとして、福岡県警は20日、逮捕監禁と強要の疑いで、知的障害児らの支援を行う福岡市早良区のNP...

事の本質を多くの人にわかって欲しいので(おそらく無理だろけど)、私なりに思うことを書きます。

その二つ目は、メディアが報じていない暴力です。

※ あんまり投稿していない、個人ブログにヒッソリと書いておきます。

私が思うことの一つ目は、こちらをお読みください

事件に見え隠れする暴力行為

まず、メディアが報じている暴力行為のリストアップです。

  • NPO法人理事の坂上(長瀬)氏が、当時14歳の少年にやった行為。(今回の逮捕容疑)
  • 同法人の女性スタッフが通所施設内で小学生にやった行為。(2021年11月に逮捕。その後処分保留で釈放。
  • 母親は少年の暴力に悩んでいた。(一部のメディア記事に、この記載あり)

しかし、メディアが報じていない暴力行為があるのです。

  • 少年 から 母親など家族への暴力。
  • 少年 から 家族以外の第三者への暴力。
  • 母親など家族 から 少年への暴力。

少年には重い障害があった、と報じられています。自閉症の人がなりやすい、強度行動障害の症状が出ていたと思われます。

少年の抱えていた障害

強度行動障害の症状には、いろいろあり、全てが現れるものではありませんが、1つでもあるとかなり厄介です。

  • 奇声を上げる。大声を出す。
  • 暴言を吐く。
  • 自傷(自分で自分を傷つける。例えば、頭を壁に激闘させる、自分の腕を噛み続ける。)
  • 他害(他人を傷つける。例えば、刃物を振り回す、暴力を振る。)
  • 社会通念上許されない拘り行為(例えば、シャツをズボンに入れていない人やシャツをスカートに入れていない人を見ると、その人のシャツをズボンやスカートに入れようとする。)
  • 破壊(物を壊す)
  • 不衛生行為(例えば、うんちいじり)

このような行動は、行動障害と言われます。ある日突然、行動障害になるのではありません。小さな事から始まり、だんだんとエスカレートしていきます。そしてその行動が現れる頻度が増していきます。

小学生程度なら、まあ普通の方法で静止させることができるでしょう。中学生ぐらいになると、その行動を止めるのには体をはる必要が出てきます。

我が子が親に暴力を振るうなら、親は我慢して叩かれ続けることもできるでしょう。しかし、我が子の行為が他人に対する暴力行為や、社会通念上許されない行為の場合、それは犯罪になってしまいます。親は体を張って止めたり、我が子を殴ってでも、その行為を止めようとするでしょう。

行動障害の改善を取り巻く状況

このパートは、私見が多く入っていますので、ご了承ください。

行動障害にならないようにする支援や、なってしまった行動障害を改善する支援はあるのだろうか? あります。それは自閉症支援としては基本的な支援です。その基本的な支援の副次効果として、行動障害の抑制と改善の効果があります。しかし、その基本的な支援の主機能ではないんです。そのため、それが行動障害の抑制効果があると認識している人はごく少数です。多くの人は、「いろんな支援をしても、行動障害になる人は、一定数いる」と考えているようです。

ひどい行動障害を改善する、専門機関はあるのでしょうか? あります。呼び方はいろいろあるようですが、知的障害者入所施設がそれに相当します。しかし、入所枠に対して入所希望者が多いため、直ぐに入所でる状況では無いようです。入所させると、行動障害はある程度改善します。でも退院できるほどまでに改善するケースは稀なようです。なので、ずっと入所しているか、1ヶ月に数回は外泊として自宅に戻るのみで、生活のベースはその施設であることが多いようです。

NPO法人理事の長瀬氏の療法の特徴とは?

  • 約1週間という短期間で行動障害が解消します。
  • 身体拘束を伴います。その行動を起こす状況を人為的に作った上で、物理的な方法でその行動をさせなくします。その物理的な方法が身体拘束です。具体的には、その人を床に仰向けに寝かせ、馬乗りになったり、柔道の寝技のようにして、その人を動けなくします。私の憶測が入りますが、結束テープで手足を動けなくする場合もあったかも知れません。暴言を吐くことを抑制しようとすれば、口を押さえつけることもあったかも知れません。頭を振ることを抑制しようとすれば、髪の毛や頭を押さえつけることがあったかも知れません。その人が抵抗しなければ、痛みや苦痛はほとんどありません。でも、その人はその行動をしようとして激しく抵抗するので、痛みや苦痛を伴います。側から見ると、暴行、虐待に見えます。そして、最終的には抵抗しなくなります。それが、行動障害が解消した状態。
  • 再発しないのか? この部分は、私は未確認です。
  • この療法を実施できるのは、日本だと彼しかいない。国外は未確認です。報道によると同様の行為をスタッフがしていたようですが、彼と同じ効果を出せる人は誰もいなったと思います。

母親や彼は、その療法の実施直前にどう考えていたのか?

報道によると、母親は少年の暴力に悩んでいたそうです。おそらく少年は、日常的に家族に暴力を振るい、他人にも暴力を振るおうとしていたのだと思います。母親は、少年の暴力を止めるために、母親も少年に暴力を振るっていたのだと思います。

母親は、いろんな専門家に相談していたのだと思います。専門家のアドバイスを聞いても、少年の暴力は解消しない。耐えるしか残された選択肢がなかったのではないでしょうか? そんな時に、NPO法人理事の長瀬氏のことを知った。

長瀬氏には専門知識があり、そして取り巻く状況をよく知っている人の一人です。家庭に任せていても、状況が悪化していくばかりだろう。自分以外の専門機関に任せても、受け入れてくれるところは殆どなく、受け入れてくれたとしても効果は低いだろう。放っておくと、家庭が崩壊するか、少年の行為が犯罪となり少年院お送りになってしまうのではないだろうか? 障害に関する専門知識のない少年院送致になっても、ことは解決しない。私にはこの療法がある。この療法に批判があることは承知している。やらなければ、日常的に起こる少年からの暴力行為と、少年への暴力行為。やると、少年への虐待行為は1週間以内で済む。

あなたも考えてみてください

もし、あなたが母親の立場だったら、どうしていただろうか?

もし、あなたが長瀬氏の立場だったら、どうしていただろうか?

もし、あなたが母親のお父さんお母さん(少年のお爺ちゃんお婆ちゃん)だったら、どうしていただろうか?

もし、あなたが母親の友人だったら、どうしていただろうか?

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